
ザハ・ハディド(ZAHA Hadid)って名前、ご存じ? じゃーニール・バレットは? ザハは超過激な女性建築家。ニール・バレットは、男性ファッションの高給ブランドです。2者のコラボが表参道にありました。
今回は、インテリアのご紹介です。建築がダメだってことじゃなくて、その中の1階と2階、特に1階部分に注目です。ザハ・ハディド(ZAHA Hadid)って名前、ご存じかしら。建築の設計関係にいる人や、設計に興味のある学生さんの間では、少々知れてる人です。その人がやったインテリアが、なんと、表参道に、あったんです。場所は表参道の交差点をプラダの方に向かって、プラダ・ビルのちょっと手前の路地を左に入ったところの左側です。他にお店はありませんので普通は曲がるところではない地味な路地です。
ニール・バレットって言うファッション・ブランドは有名なの? 私は知らなかったんですけど、そこのショールームです。男性モノが中心のようですが、私はユニクロのファッションで、チャリンコ通勤してるので、当然、存じ上げません。「チェーンの油汚れがチャーミング」なんて言われることはあっても「格好いいニール・バレット着てるジャン」なんて言われたことないですもん。
そのニール・バレットのショールームが、ザハ・ハディドの作です。ザハは、イラクに生まれたハチャメチャな女性で、現在は英国を拠点に世界を股にかけて活躍してるオバサンです。迫力の顔立ちで、私と同い年。
「もう、いい加減にしてくれないかナー」という印象の建築家で、好き勝手にやっちゃってる人ではあります。建築を勉強したのはロンドンの名門AAスクール(Architectural Association School of Architecture)。2004年に女性として初めて、建築界のノーベル賞とも言われているプリツカー賞も受けてます。自身のホームページを見ても判るように、完全な芸術家肌の人です。かなり扱いにくそうで、その分「やな奴」のレッテルが貼られてます。
彼女のデザインは「ロシア構成主義の建築や美術の強い影響のもとにあり、コンセプチュアルで空想的なものを現実空間に出現させることで利用者に驚きを与えている」とウィキペディア(Wikipedia・http://ja.wikipedia.org/wiki/ザハ・ハディッド)にあるように、長いこと建築家と言うより学術的な建築思想家だったような人ですね。
実際の建築作品ではなく、建築思想の提唱者として過激なコンセプトで知られていた人です。まー建築家にも色々いるわけで、私は嫌いじゃないですよ、こういう建築は。過激でいいっすが、実現できないような計画の図面を描いて、自分の論を押し通す凄いオバサンなわけで、お友達にはなりたくないような女性ではあります。
で、「ニール・バレット青山店」がオープンしたのは、昨年(2008年)の9月。私には何の連絡もなかった、のは仕方ない事として、ここで、もう一点注目すべきは、このショップのプロジェクト・マネージメントをした会社です。建築家とクライアントを結びつけた人がいるんです。
日本に、進出しようとしている欧米のファッション・ブランドが日本でショップを構えるにあたって各種のサポートを必要とするわけで、そのサポート・サービスをインテリア・デザインと共に提供している会社です。一般の人との接点は殆どないわけで知名度は、業界内部はともかくとして、低いんですが、あるんですよ、こういう会社。代表的なところとしては渋谷の交差点のTSUTAYAが入る、大きなモニターのあるビルをプロデュースした浜野総合研究所の浜野安宏が有名なんですけどね。
そのような建築やインテリアのデザインを足がかりにビジネスを展開している会社があるんですよ。今回ここでは「ギャルド」という会社が入ってます。詳しく知るところではありませんが、ニール・バレットをザハとともに表参道に持ってきた仕掛け人ではあります。原宿や銀座の「H&M」のお店なんかも手がける、建築プロデュースの会社です。建築やインテリアなどの仕事に就きたい人には参考になるかも知れないので言及しておきました。
この原稿は、下記の人気サイト「おもてサンド」の「たてもの観察ゼミ」に紹介されたモノで、私が写真を撮り、文章を書いたモノをベースにしています。
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